取り込めなかった銀行口座の取引明細の入力方法【MFクラウド編】

いろは「?」「自動取り込みできなかった銀行口座の取引明細はどうしたらいいの?」

銀行口座については、銀行ごとに取り込めるデータの期限が決まっていますが、おおむね、1か月から3か月程度ではないでしょうか。

これはデータの取り込みに期間制限を設けている銀行のせいとも言えますが、このあたりについては、MFクラウドの方も「早く申し込んで、データの取り込みだけでもしましょう」というアピールをもっとすべきでしょう。

まあ、始めた後は自動的に取得するだけなので、とても楽です。

1年目は手間ですが、取り込めなかった銀行口座の取引明細を反映させる方法をご紹介します。


銀行のネット上のデータは期限が早すぎる!

ネット上の明細

ネットバンクはもちろん、三菱東京UFJ銀行などメガバンクやゆうちょ銀行でもネットバンキングができるので、データが取得できますが、データの期限が短いです。

次の記事に詳細は書きましたが、「現在、多くの銀行のオンライン口座では、前月1日以降、もしくは、直近3ヶ月のデータのみ」が取得可能なものとなっているため、2015年1月や2月から始めたらいいのですが、そうでない月にはじめると、データがない方が普通でしょう。

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・・・というわけで、私の場合は、事業用にセブン銀行を作っていましたが、取得できるデータがやはり限られていたため、取り込めなかった取引明細を入力する必要がありました。

「セブン銀行」の例

セブン銀行では、「入金」ごとにnanacoポイント(上限は50ポイント。年間600ポイント)がもらえるため、通常の給与振込み&決済口座(某メガバンク口座)と別に、あえて作って管理していました。

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ネット専業銀行のセブン銀行でも、データとして取り込めるのは3か月分のようです。

しかたがありません。

一応、預金明細は次のように直近15カ月分がダウンロードできるので、これを利用することにします。2015年1月以降の分を、それぞれPDFでダウンロードします。

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通帳がありませんので、明細のダウンロード自体は、仮に自動取り込みで来ている場合でも、した方がよいでしょう。

例えば、2015年1月の明細はこんな感じでした。

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「振込」とあるのはASPからの入金=売上です。

色々登録しているので、数百円から数十万円単位まで、いろいろあります。

最初に、これをMFクラウド確定申告に入力してあげる必要があります。

銀行口座の取引明細からの入力方法

原則は直接入力

基本的には、クレジットカード払いであっても、領収書やレシート、あるいは、紙で来たクレジットカード明細書などを残しているのであれば、それをもとに入力することになります。

これら自体がなければ、そもそも経費を支払った事実自体が証明できないので、普段からクレジットカード払いをするときにも、証拠書類を残すようにしましょう。

なお、MFクラウド確定申告のヘルプでも、次のようにしか書かれていません。

自動取得できない収入・支出はどう取り扱えばよいですか?

取引入力・仕訳>取引入力より手入力でご登録頂けます。
入力には経理処理に自信のない方向けの「簡単入力」と、既に経理処理経験が豊富な方向けの「詳細入力」の2種類があります。
詳しくは、使い方ガイドをご参照ください。

その通りとしか言いようがない回答ですね・・・。

チャットで聞いてみても、同様の回答でした。

関連記事 MFクラウド確定申告のチャット機能は素早く回答がもらえて便利(平日日中のみに注意!)

おススメ:Excelで取り込む方法

直接入力することもできますが、次の方法でExcelに一旦入力し、それをデータとしてMFクラウド確定申告に取り込む方法が、個人的にはおススメです。

具体的には、次の記事の方法を、「事業主借」ではなく「普通預金」+「補助科目」にするだけです。

関連記事 「現金で払った経費」を一瞬にして仕訳にする方法【MFクラウド編】

Excelにした方が良い理由は、他の月も作る際に、コピペができるという点です。

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こんな感じで作るのですが、毎月同じようなところから売上の入金があったり、支払があったりしますよね。

まずは1月分の入出金のExcelを作成して、それを取り込んでいきます。

「入力・仕訳」>「ファイルの入出力」>「インポート」で「現金出納帳、又はその他帳簿」にある「Excelデータをインポートする」をクリックして、1番下にある画面を次のようにします。

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大事なのは、「種類」を「補助元帳」にしないと、「補助科目」が出てこない、という点です。

もちろん、あらかじめ、設定でその預金口座に関する補助科目を登録しておく必要があります。

すると、次のようにインポートの確認画面が出てきますので、これでよければ「保存」をクリックします。

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これで仕訳が自動的に作成されます。

参考までに「会計帳簿」>「仕訳帳」を見ると、次のように背景色が薄い黄色に変わっているものがあります。

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必ず左か右のいずれかが「普通預金」+「補助科目」になっているはずです。

ポイント1:「預金利息」は「事業主貸」を使う。

普通預金の場合、たいていは2月と8月に利息がつきます。

Excelにも、勘定科目はどうしようかと迷うところですが、「事業主貸」を使いましょう。

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預金利子は、約20%の税金が源泉徴収をされて、確定申告などでは登場しないため、「事業主貸」という科目を使うことになります。

なお、この科目は、MFクラウド確定申告からダウンロードできるExcelでは科目に含まれていなかったため、勝手にあったものを変更しました。

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※No.127を「事業主貸」に変更

ポイント2:「生活用」は明細を書く必要はない。

銀行口座の明細をExcelに入力するときに思うのは、「どこまで細かく書いたらいいの?」ということです。

この点、事業用の入出金は、わかるように書いた方が良いでしょう。

一方、生活用の入出金は、細かく書く必要はありません。

どこで何を買おうが、生活用のものは必要経費にもなりませんので。

ポイント3:領収書を保管

領収書は、きちんと支払別に分類した方が、仮に税務調査があった時でも、パッと見せやすい状態になります。

普通預金で支払う(引き落とされる)ものについては、領収書をもらって、きちんと保管しておきましょう。

まあ、公共料金なんかでも、今はクレジットカード払いできるものが増えてきているため、クレジットカード払いしたものは、クレジットカードの明細と一緒に保管するようにしましょう。

クラウド会計は、最初を乗り越えれば後は楽

いずれにしても、クラウド会計はデータの自動取得・自動仕訳がウリですが、残念なところは、データの取得が銀行口座やクレジットカードのデータが確認できる期限に左右されるという点ですね。

ただ、始めてしまえば、後は確かに自動的なので、これから5年間でも青色申告を続ける予定であれば、最初のところで軌道に乗せられるかどうかだと思います。

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他のやよいの青色申告などのダウンロード型の会計ソフトは、導入は楽かもしれませんが、その後、5年間、ひたすら全く同じ取引であっても自分で入力することを考えると、最初を乗り越えれば後はクラウド会計の方が楽です。

・・・といっても、ちょっと心が折れそうになる方は多いと思うので、それをなんとか少しでもこの記事が、助けになれば幸いです。

いろはのつぶやき

いろは「!」「う~ん。もっと早く始めておけばよかったわね>_< でも仕方ないから、主人の代わりに領収書を集めて、Excelに入力するか」

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