キャッシュフロークワドラントを1つではなく全部選ぶのはどうですか?

キャッシュフロークワドラントの罪

『金持ち父さん 貧乏父さん』というベストセラーがあるのですが、そのシリーズの中で、「キャッシュフロークワドラント」という考え方が出てくる本があります。

正直なところ、この考え方は、日本ではとても誤って広まってしまったように思います。

どういうことかというと、キャッシュフロークワドラントでは、

  1. 従業員
  2. 自営業者
  3. 経営者
  4. 投資家

の4つにわかれて、特に従業員と自営業者は、「ラットレース」の真っただ中にいるので、なんで経営者や投資家にならないの、みたいな印象を受けませんでしたでしょうか。

従業員や自営業者は現状の自分。

まるで人生の成功者は投資家だ、みたいな考え方になっていないでしょうか(本のメッセージをどう受け取るかは個人の自由ですが、私は最初、そう受け取りました)。

しかし、従業員や自営業者はダメなのでしょうか?

そんなことはありませんよね。

そもそも、経営者や投資家に向いていない人が経営者や投資家になるのは不幸でしかありません。

なんで1個しか選ばないの?

まあ、そういうわけで、別に従業員、自営業者、経営者、投資家のどれかを選ぶ必要ないじゃないですか。

私が副業の収入が本業の収入を抜こうが抜くまいがサラリーマンをやめるかどうかをまったく考えないのは、この点にあります。

全部の立場になってもいいわけでしょう?

私の中では、キャッシュフロークワドラントは次のように整理しています。
キャッシュフロークワドラント
大事なのは、各立場における「能力」です。

例えば、「従業員」のことを自由ではないとバカにする人がいるかもしれませんが、独立したての自営業者や会社経営者と比べてみると、圧倒的に「信用力」では上だったりします。

住宅ローンを借りることをバカにする人がいるかもしれませんが、「借りることができる」のですよ。

借金ができると言うことは、信用力がある何よりの証拠なのです。

設立1年目の会社経営者なんて信用はないですし、10年経っても過去3年間の決算書をくださいと言われます。

赤字を連続で出そうものなら毎月試算表をくださいと催促の電話がかかってきます(作る方の身にもなってくれ!)。

満員電車に揺られて東京で消耗しているとしても、信用力があるのは、それが「自分の力」ではないからですね。

自分が所属している「組織の力」を借りることができる、これこそ従業員の特権です。

ちなみに、もう1つ大きいのは、社会保険料です。いや、もうこれは強制的に徴収されて、中途解約不要ですから、保険じゃなくて税金です。社会保険税です。

といっても、従業員の場合、厚生年金保険料、健康保険料を払ってますが、会社と折半です。

自営業者も会社経営者も結局自分(会社も自分)から全額負担で、リターンを考えると全然違います。

福利厚生もしゃぶりつくせばもっととれますよ。

従業員としての現代における最大のリスクは、「うつ」なので、それだけは、気をつけましょう。

というわけで、私は、「従業員」の立場を徹底的にしゃぶりつくしています。

従業員は時間が自由ではない?

じゃあ、契約社員でも時短勤務でも在宅勤務でもなんでもいいから工夫したらいいじゃないですか。

私も今のところはフルタイムで働いてますが、自分の仕事をコントロールして、3年前に比べて年収をキープしながら残業時間はかなり減らしました。

そのコツは、「他人にコントロールされる仕事を減らす」ということです。

他人の時間に合わせないといけない仕事を、いかに減らすかです。

まあ、このあたりは、違う考え方・スキルの世界に入ってくるので、この記事では割愛します。

従業員が不安なのは「稼ぐ力」がないからだ!

従業員をやめて「自営業者」になる人もいますが、自営業者というのは、稼ぐ力を持っている人です。

従業員というのは、何がスゴイかというと、自分で稼がなくても給料がもらえるんですね。

ある意味、自分の時間を切り売りしているので、その時間、そこに存在して一定の作業をすれば、給料がもらえます。

でも、なんか不安なのは、会社に依存しているので、その会社がなくなったらどうしようってことです。

自営業者も、自由になったかというと、たいていは、誰かから仕事をもらっているので、依存する相手が変わっただけといえばそのとおりなのですが、もし、収入がいきなりゼロになったとしても、またゼロから稼ぐ力があるというのは、従業員とは違います。

なにしろ、動かないと収入ありませんからね(稼ぐ力がない人は、独立しない方がいいですね)。

私は副業と言いながらも、個人事業開始届出を出して、青色申告もしていて、単なる副業ではなくて、個人事業のレベルですが、1つ言えるのは、もしこれがゼロになっても、またゼロから稼げると思っている点が大きいです。

従業員だったら、会社をリストラされたら途方にくれますよね。

なにしろ、稼ぎ方を知らないから、どうすればいいかわからないわけです。

でも、自営業者としての立場を生きていると、パソコンとインターネット環境さえあれば、なんとかなるさ~、って思うんですよね。

アフィリエイトって、すごいです。

他人の力を使う「増幅力」

経営者と自営業者って何が違うんだろう、と思うのは、1人で会社をやっている人の場合、大して変わらないからです。

しかし、例えば10人くらいの従業員のいる会社の経営者なら、明らかに自営業者とは違います。

この場合、従業員=他人の力を使うことができます。

レバレッジがきくということですね。

自分が動かなくても、指示を出しておけば、回るようになっている。

経営者は何もしないのが1番という言葉があるくらいです。

しかし、人に任せれば任せるほど、自分の年収が増えるのも経営者ならではです。

でも、自分は人の上に立つなんて全然向いてないなあ、と思ったとしても、同じような効果を求めることは可能です。

従業員を雇わなくても、アウトソーシングすることはできます。

アウトソーシングすることで、他人の時間を買うことができます。

これまた増幅力です。

レバレッジをいかにきかせるかという立場が重要ということですね。

アフィリエイトなんかでも、たくさんのサイトを運営しているけど、管理は人に任さている、という方もいますが、そういう方は、まさに一般企業の経営者を同じようなことをして、自分の収入をレバレッジをかけて増やしているといえます。

まあ、アフィリエイト自体が、サイトやブログに記事を入れて、あとは集客を自動的にしてるなら、それも1つのレバレッジだと思います。

ヒト以外に働いてもらう「運用力」

経営者の「増幅力」は「ヒト」に働いてもらう能力で、投資家の「運用力」は「モノ・カネ」に働いてもらう能力だと考えています。

モノの代表選手は不動産、カネは金融商品がどれもそうですね。

日本で投資家でメシを食っている人は、まあ、高齢者を中心にそれなりにいるんですが、自分が正直、100%投資家としてメシを食っていくなんてゴール、ムリゲーだと思います。

でも、100%ではなく、自分の人生の中の一部を投資家として生きていくのであれば、話は別です。

なにしろ、本業と副業を合わせていくと、手元資金は増加していきます。

それをどうするかを考えるのは、投資家としての側面です。

実は、このときに「従業員」としての信用力が有効活用できます。

というわけで、従業員の立場を利用して、不動産投資をやろうかと検討したのですが、不動産会社の皆様が、2020年の東京オリンピックの前までに稼げるだけ稼いどけ、みたいな姿をみて、うん、時期じゃないな、と思ってます。

場所によっては3分の1くらいになるよ~、と明るい顔をして言われても、そうですか~、としか言えません。

不動産コワイね。

サラリーマン+アフィリエイターでひとまず結果を

というわけで、もう一度出すと、この4つの力を全部持って、フルに活かすというのが現在のテーマです。
キャッシュフロークワドラント
数年後には違うことをやってる予定ですが、それまでは、この4つの領域を意識しながら「今は自営業者の立場だな~」とか、「今は投資家の立場だな~」とか、それぞれの立場で能力を使っていくといいんじゃないかな、と思います。

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