質問事例付き!アフィリエイターが税理士を選ぶときの5つのポイント


あおい「?」「正直、確定申告が面倒だから丸投げしたいんだけど、税理士なんて、みんな同じじゃないの?」

税理士って、出会ったことがない方は、よくわからないと思いますが、「お金に関するお医者さん」みたいなものだと考えてください。

つまり、税理士を探すってことは、かかりつけのお医者さんを探すのと同じです。

お金に関するかかりつけ医を探すための5つのポイントです。

税理士に対するよくある不満

税理士に対する不満には、だいたい、こんなものがあります。

  • エラそうにしていて話を聞いてくれない(年配の人に多い)
  • 依頼したことに対するレスが遅い
  • 電話やメールをしても連絡・返信が遅い
  • 情報提供や節税の提案がない
  • 報酬が仕事に見合っているのかよくわからない
  • 担当者が退職や異動でコロコロ変わる

実際には、事前にメールや面談をしたりして、税理士さんを見極めると思いますので、聞いた方が良いと思う「質問事例」も合わせて記載しました。

ポイント1:税理士ってどんな人たち?

「エラそうにしていて話を聞いてくれない(年配の人に多い)」と書きましたが、かかりつけ医なのに、エラそうにしゃべったら嫌な気持ちになりますよね。

税理士は、医師と同じ国家資格です。

税務署の職員が退職後に資格を取る場合と、税理士試験に合格(大学院に通って一部免除もあり)資格を取る場合に大きく分かれて、実は、7万5千人中、およそ半分が60歳以上の超高齢化社会(?)です。

20代や30代で税理士になっている人は、全体の10%強しかいません(1万人もいない)。

自然と、あなたよりも年上の人たちが多いということになります。

ただし、実際には、税理士事務所(税理士法人)の職員(この人たちは資格を持っているとは限らない)が担当することも多いので、業界的には20代、30代の人たちもたくさんいます。

この点は、お医者さんとは違いますね。

実際に税理士を頼んでいる人たちが求めていることの多くは、

「相談・質問・提案」

がちゃんとできるかどうかが挙げられるため、個人的な経験からしても、20代後半から~40代のフットワークが軽い税理士や職員に担当してもらうことをおススメします。

50代以上の方でもレベルの高い方は多いですが、おそらくアフィリエイターの方からすると年齢が自分の両親に近いかそれ以上になって、相談しにくいのではないかと思うところです。

また、高圧的な態度でお客さんを叱るような税理士は、論外です(まだ今でもいます)。

社会人としての常識がない税理士も、論外です(そもそも社会人経験がないのだろうか)。

そういう人もいるので、気をつけて下さい。

【質問事例】

  • 「相談や質問は気軽にできますか? メールでやりとりでもいいですか?」
  • 「法人成りした方がいいのかシミュレーションや提案はしてくれますか?」

ポイント2:税理士ってどんな仕事?

税理士の仕事は、

  • 確定申告書を作ってくれる
  • 確定申告書を代わりに税務署に出してくれる
  • 税金の相談にのってくれる
  • 税務調査に同席してくれる

のが主な仕事です。これは税理士にしかできません。

無題

資格を持っていない人がやったら「ニセ税理士」としてつかまることもあります(無料だとしても!)。

関連記事
無税は「住民税」でバレる!副業禁止のサラリーマンが絶対にやってはいけない節税方法

この他に、

  • 決算書類を作ってくれる
  • 会計ソフトで帳簿を作ってくれる(記帳代行)

などができます。

しかし、最近はあんまりこれらで差がつかなくなってきているので、「コンサルティング」ができる税理士が高い報酬をもらっていることも増えています。

例えば、アフィリエイト専門税理士、というのも、

  • アフィリエイトに関する節税の提案
  • 同業他社(他のアフィリエイター)の事例を紹介
  • 売上の分析などから収入アップの提案

することもできる人は、心強いですね。

じゃあ、アフィリエイトのことを知らない税理士でもいいのか、と疑問に思うところですが、必要最低限のことは、たいていの人はできますし、アフィリエイトのことなんて、少し説明すれば理解できる範囲です。

それ以上の付加価値を相手から得られるのか、確認しましょう。得られないとしても、その分安くやってもらえるならいいでしょう。

それはホームページだったり、問い合わせの時に質問することで、分かると思います。

【質問事例】

  • 「アフィリエイターのお客さんは何人くらいいますか?」
  • 「アフィリエイター特有の節税って、何かありますか?」

仮にアフィリエイターがお客さんにいなくても、なんとかしようとする姿勢をちゃんと見ることができれば、その後も良い関係が築けると思います。

そもそも、すべての業種を知っている税理士なんていませんからね。

ポイント3:顧問料って何?

税理士の報酬(顧問料)がよくわからない原因は、これらの仕事の原価が「人件費」にあるためでしょう。

顧問料の相場

顧問料の相場は昔に比べると結構下がっていますが、月額2~3万円くらいが多いと思います。

多くの場合、月に1回あなたの事務所(自宅兼事務所)に訪問して、会計ソフトをあなたが入力していればそれを確認するのが一般的ですが、最近は、クラウドで共有して訪問は3か月や4か月に1回ということもあるので、訪問が絶対ではなくなっています。

a1640_000069

月額1万円を切っているところも増えており、業界的には価格破壊が起こっています。

まあ、正直なところ、アフィリエイトの場合は収益確定のタイミングと必要経費のところをちゃんと最初に交通整理しておけば、後は同じ仕訳の繰り返しですので、個人事業者で従業員を雇っていないのであれば、月額5万円はぼったくりだと思っています。

会社の場合は、家族を役員にするとかスタッフを雇うかどうかで変わるとしても、製造業や小売業に比べると非常に楽だと思います。

決算料の相場

そして、決算料(決算書、確定申告書を作る費用)は顧問料とは別になっていることが多く、月額顧問料の3~4倍程度が目安です。

顧問料に含めている場合も増えています(その場合は毎月一定額)。

1年に支払う金額で考えましょう!

高いかどうかわからない方は、顧問料×12月分と決算料を足して、1年分の支払金額を見てください。

月5万円×12月分+月5万円×4倍

=80万円

おいおい、80万円あったら、パートさん、8か月雇えますよ。

そんなに何かやってもらってます?

ちゃんとホームページを作っている税理士は、顧問料と決算料を表にして、しっかりと公開していることが多いのですが、逆に言えば、そうすること自体が珍しいくらい、「相手の顔色と売上を見て」決めているところでもあります。

なんで税理士なのに明朗会計じゃないんだ!と思うところですが、顧問料の原価は人件費です。

言い換えると作業量(=時間)で決まる部分が多いので、作業量がどれくらいかかるか見ているのです。

【質問事例】
そこで、この人は良い税理士なんだけど、顧問料が高いな、と思ったら、こういう点を確認して、減らせないか交渉してみましょう。

「(売上高で顧問料が決められている前提のとき)アフィリエイトの場合、作業量は少ない方ではないか?」

アフィリエイトは利益率がかなり高く、スタッフを雇っていたり、PPCアフィリエイトでもなければそんなに原価はないでしょうから、売上高が高くても、作業量は他の業種と同じようにされては困ります。

「事務所に来てもらう回数を減らすことはできないか?」

例えば、毎月1回を3か月に1回にするとかですね。

アフィリエイトの場合、年間売上1,000万円以下のレベル(消費税の納税が不要なレベル)であれば、毎月来る必要性はそんなにないと思います。スタッフを雇っているところは、毎月でもいいかもしれませんね。

「そもそも税理士事務所に行くと安くならないか?」

来てもらうとその間の「移動時間」も顧問料にカウントしていることがあるためです。仮に近所だとしても、下がる可能性があります。

「担当はフットワークの軽い職員にできないか?」

あえて税理士ではなく、職員にするのもありです。

もちろん、ある程度のレベルがないと困りますが、税理士が行く方が時間単価が高く設定されていることが多いため、税理士が来ると月3万円、職員が来ると月2万円ということもあり得ます。

ただし、年に1・2回は担当者だけでなく、責任者である税理士も交えて話す機会を得るようにしましょう。

ポイント4:個人事業主は必要経費について聞いてみよう!

個人事業主にとって、1番大事なのはこれだと思います。

私も一般的な話題に限って記事にしていますが、読んでいただければお分かりの通り、必要経費と誰でも判断できるものもあれば、とってもグレーなものまでいろいろあります。

関連記事
アフィリエイターが節税に使える19の必要経費[仕訳付]

これ以上のことは、税理士としての力量が問われるところです。

そこで、自分が気になっている必要経費になるかどうかよくわからないものについては、面談の時に聞いてみましょう。

大事なのは、

「どうやって答えてくれるか」

です。

あなたがそれを聞いて「素人の自分にも分かりやすく説明してくれた」と思ったら、ポイントが高いと思います。

・・・まあ、「何でも経費になりますよ!」というトンデモ回答でなければ、そんなにおかしな回答は出てこないと思いますが、こういう説明を聞く質問って、その人の力量が出るのでよく見ていてください。

この人の説明は分かりづらいな~、「そんなこと知らないの?」みたいな態度だな~、とか、そう思ったら、これから長いお付き合いは、できませんからね。

【質問事例】

  • 「自宅の家賃の一部が必要経費にできるって聞いたのですか、どれくらいなるんですか?」
  • 「スタバで半日作業をしていたときのコーヒー代も経費になりますか?」

ポイント5:税理士はそもそもどうやって探すか?

先輩アフィリエイターに紹介してもらう。

冒頭でお医者さんを探すのと同じ、と言いましたが、1番いいのは、「この先生、良いですよ」という情報ですね。

どういう点が良いのか、ぜひ確認してみてください。

  • アフィリエイトのことをよく知っている
  • 節税の提案をちゃんとしてくれる
  • 必要経費についてわかりやすく説明してくれる
  • メールのレスが早い

など、事前に確認できます。

デメリットは、先輩アフィリエイターから紹介された手前、断りにくいということがありますが、合わないと思ったら、きっぱりと断りましょう。それは、みんなのためです。

また、そのほかにも知人や友人で税理士をしている人がいれば、お願いするのも1つの方法です。

しかし、あまり関係が近すぎると、「お金」という非常にプライベートな情報をやり取りするので、個人的にはあんまり身近すぎる人にお願いするのは避けた方が良いのではないかと思います。

税理士の売上は1,000万円以上になれば多い方だったりするので、「え? そんなに儲かっているの?」という空気を知人・友人間で漂わせるのはとても微妙です。

外科医の人が自分の身内は手術しない心理と、近い気がします。

「税理士紹介会社」で探す。

まったく縁がないという方の場合、よくある方法は、ネット上で税理士紹介会社を使って探す方法ですね。

税理士をお探しなら『税理士探しの強い味方 税理士紹介エージェント』

紹介会社を使って税理士を探されたタイガーさんの記事もおススメです。

外部記事:「成り上がりアフィリエイト」
税理士紹介サイトを4社使って7人の税理士と面談した感想と節税対策

どんな方法でもいいので、絶対に妥協せずに、税理士を探しましょう。

税金の計算は、誰がやっても同じではありません。

節税の提案がちゃんとできる税理士でないと、年間で数十万円以上の差が出ることもありますからね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする


限定記事のパスワードについて

こんにちは。クロネです。

アフィリエイトに特化した現役税理士が、ブロガー・アフィリエイターのために書いた確定申告・節税マニュアルをほしい方は他にいませんか?

1番人気コンテンツの「アフィリエイターの税金に関するQ&A(経費編)」で節税すれば、すぐに元が取れます。

確定申告・節税マニュアルのレビュー詳細

ご購入者限定で、このブログの限定記事が読めるパスワードを特典としてプレゼントしています。

※定期的にパスワードの切替えを行っています。過去に申し込んだ方で再度パスワードを希望する方は、ご連絡ください。